グローバルデータ社のMiFiを使ってみた件

サンフランシスコに急遽行くことになり、今回MiFiを使ってみたのでそのインプレッション。

今年の5月のサンフランシスコに行ったときは、親戚のアパートのネット環境が諸事情で使えず、ホテルに滞在ではなかったため、SF市内のFree Wifi Spot(図書館など)やスタバを探してアクセスするという結構大変な思いをしたのと、iPhoneをカーナビがわりに使いたかったので、今回はグローバルデータ社のMiFiをレンタルしてみた。

他にも、頻繁に米国へ行くのであればWifiアクセスはPC Watchの記事「米国版MiFi導入で、滞在コストを大幅に下げる」のようなものもある。
ちなみに市内全域への無線LANの設置計画はずいぶん前に頓挫して中止になった模様。

レンタル方法

サイトから予約し、空港カウンターでピックアップ。(郵送も可能)
返却も空港カウンターでおこなう。郵送による返却も可能。
空港のカウンターはグローバルデータ社の専用カウンターではないので、テクニカルなことなど詳しい質問はできないと思ったほうがよさそう。

パッケージ


説明書と電源アダプターと本体。
本体の電源コネクターは特殊形状で、自分のエネループと一般的なUSBケーブルでは使用できなかった。
オプションにケーブルとセットでエネループのレンタルがあるわけがわかった気がする。

使用感

電源を入れるとMifi本体は起動する。
Mifiに接続させるクライアント機器(ノートPCとiPhone)にはマニュアルに記述されている通りにパスワードを入力すれば設定完了。
バッテリーの持続時間は最大4時間程度なので小まめな充電が必須とのこと。

AT&T網を利用しているためか、SF市街とFreeway(1,80,101,280,380,580)など主要幹線道路では接続が切れることはなかった。携帯電話が圏外にならない場所であればほぼ使えるのでは?
とくに市街地であれば回線も速くストレスなくアクセス出来た。

今回はSF市街だけでなく、SFから4時間くらい南下したHearst CastleでおなじみのCambriaやクリント・イーストウッドが市長だったことでおなじみのCarmelなどにも行ってきたのだが、10年くらい前まではPacBellの携帯電話がつながらなかったCambriaでもMiFiは接続できた。


ただ、101(Greenfield)から1(Carmel)へ横断するCarmel Valleyという谷というか砂漠っぽい山道では、MiFiどころか携帯電話も圏外。ところどころATA&TやT-Mobileのネットワークがつかまるものの、基本的に使用不可。


自動車での移動時間が長い米国では、4時間というバッテリーの使用時間の短さだと全行程をiPhoneと組み合わせてカーナビ的に利用するには適さないが、行き先の分かりやすい高速道路での使用を控えて市街地のみでカーナビ的に利用するのであれば多少のバッテリーの短さも問題はないといえる。
オプションにエネループだけでなく、自動車の12Vのアダプタもあると便利かと。


ちなみにMiFiがあったので、日本では閑散としているFoursquareも利用してみたが、日本同様かなり閑散とした様子。TwitterでやFaceBookで十分ということなのだろうか?


携帯電話(SIMフリー)、iPhone、MiFiという3つのデバイスを持ち歩くことになるので手ぶら派の私としてはなかなかめんどうだが、やはりiPhoneが使えるのは非常に便利だった。